日本の少子化って四重で詰んでね?
どうも、バチカです。こちらはゴールデンウィーク最終日です。
明日から仕事ですよ。ま、十分羽根が伸ばせたから良しとしますか。
さて、今日の話題はこちら。
こういうニュース、こどもの日になると毎回出てないか? まあ、この問題は、現代日本における最大の関心事の1つですからね。俺も結構、興味ありますよ、少子化問題。
だってさ、人口が減ってるんですよ? 人口が減るだけならまだしも、その影響で国が亡びるかもしれないって言われてるんですよ? まあ、この国にはなんだかんだで世話にはなってますからね。そんな国が亡んじまうかもしれないってのは、正直なんだか寂しいっていうか、ヤバいっていうか……。
そして、その原因として、子供が減っている。と。ちなみに俺は、子育てまでのメカニズムとして、以下の四つのプロセスがあると考えています。
- 男女が出会う。
- 男女がくっつく(交際、結婚など)
- 男女が子を産む。
- 男女が子を育てる。
さて、現在の少子化対策、3と4あたりの支援を政府は重点的にやっている気がしますけど、昨今の恋愛に関するコラムやそのコメントを見ればよく分かるはず。1と2の段階で詰んでいる若者、いまどきどれだけいると思っているんですか。過去のエントリで紹介した記事のコメントを見れば一目瞭然。『子を産むとか育てる以前の段階』で盛大に積んでいる人が、この日本には沢山いるんですよ。かくいう俺もこんなんだし。
ある記事曰く、ほぼ半数の男女がそこで詰んでいるそうじゃないですか。だから、1、2の支援も、3、4と同様、いやそれ以上に手厚くしてもらいたいものですよ。
「そんなことより産みやすい環境ヲー!」という人たちがいるかもしれないけどさ、そういう人にはむしろこう言いたいんですよ。
「じゃあ、あんたたちは産みやすい環境さえ整ってればちゃんと子供を産んで育ててくれるんだね? ビックダディばりに! あんたらがちゃんとやらないと、日本の人口は増えないんだよ!?」
一応、誤解されないように捕捉しておくけど、これは3、4の段階をパスした全ての男女に対して言ってます。女性だけ言ってるわけではないですからね。一応、ね。
結局今の日本って、
- 男女が出会いにくい。
- 男女がくっつきにくい。
- 男女が子を産みにくい。
- 男女が子を育てにくい。
っていう、四十苦を抱えているってことなんですね。もう、『少子化が問題になっている』って表現自体、生ぬるいのかもしれないね。むしろ『国の掲げる少子化政策が上手く軌道に乗っている』って表現した方がちょうどいいのかもしれませんね。
ぶっちゃけ俺自身、少子化対策にはどうしたらいいの? って言われると、どうしたらいいか分かりません。ただ、こう四つに分けてみると、それぞれの問題を解していけば、上手くいくんじゃね? とも思います。
まず、1は婚活や街コンとかで何とかなると思います。社内恋愛とかも1の対策にはなりうると思います。そして、3と4は、昨今の『ワークライフバランス』とやらの風潮が何とかしてくれるでしょう。前途多難そうにしか見えないけど、一応、何も無いよりはマシ。少しくらい、希望持ってもいいでしょう。そういえば、かつて都知事選で田母神さんが『子育てコンシェルジュ』というのマニュフェストに掲げてましたし、そういうものの導入もいいのかもしれませんね。
ただ、2はどうしたらいいんでしょう。俺、ここで詰んでいるんですよね。それに大学も卒業して、1すら怪しくなってきましたし。
となると、やっぱり日本は四重で詰んでますね。上手くまとめられないけど、日本の少子化って四重で詰んでますね。欧米とかはカップル文化があるから1や2の解決までは余裕っぽいでしょうけど、日本はもうそこで終わってる若者が半数もいるんですもんね。そこから3と4を解決させなきゃいけないから、なおの事すごい道のりですもんね。
はてさて、どうすりゃいいもんか。