ばちかぶろぐ

こう見えて、好きなのは沢山あるんですよ。

『彼女諦め男子』というより、そもそも『「好き」が分からない男子』もいるんじゃない?

 この記事、去年の前期辺りにも掲載されてなかったっけ? 最近になって、またこれが話題になってきたんですね。

 

どうも、バチカです。

今日はこの記事についてコメントしてみたいと思います。

 

『彼女諦め男子』ねぇ。確かに俺も当てはまるところは多いかもしれませんね。かくいう俺も、ない=年齢なわけで。

なんていうかね。俺にとって『恋愛』というもの自体が、かなり敷居の高い存在のように感じられるんです。もともとコミュニケーションそのものに自信がなく友達も少なかった俺にとって、『彼女を作ること』っていうのは、もう途方もなく遠い場所にある『何か』としか思えないんですよ。例えるなら、アスリートやアーティストとして成功するのと同じレベル。

一応、大学には女子がたくさんいました。所属していた部活も、女子が半分以上いる所でした。けれども当時の俺は、過去の高校生活の人間関係が原因でトラウマを患っており、人と話すことに強い苦手意識を持っていました。そのため、部活内の女子のうちから一人を彼女にするとか、もうレベルが高すぎて無理だったんですよ。まだそんなことする段階じゃないでしょ。それ以前の段階でしょ。そんなことよりまず、普通に会話するところから始めましょうよ、的な。

幸いにも、部活の女子は優しい人が多かったので、女子と会話すること自体は、何ともありませんでした。でも、彼女を作るというところまでは行きませんでした。部活動でも研究室生活でも女子はいたけれど、俺自身、まだそういうことが出来るような段階じゃないって、ずっと思ってました。

自分はまだ彼女を求められるような段階じゃない。もっとそれ以前の過程をクリアしていない自分に、彼女を求める資格はない。つーか、彼女を求めること自体が間違っているのではないか? ならば無理して最初から求めようとせず、自分のやりたいことを自由にやってればいいんじゃないか? そうすれば、いずれ。とかずっと思っていました。そして、現在に至っております。まさに、上の記事でいう『彼女諦め男子』なんですね。

 

もちろん、これで終わるわけにもいきません。やっぱりね、大学生活を続けていますとね、彼女が出来たとかなんだみたいな話を聞くようになるんですよ。となると、色恋沙汰とか縁ないぜ。って自分でも、一人くらいは作らなきゃダメなのか。みたいな感じになるんですよ。というわけで、ちょっと作ってみようって思ったわけなんですよ。

そしたらね、とんでもない事実に気が付いたんだ。

俺、『好き』が分からねえ。

いや、ね。可愛いと思う女の子はたくさんいるんです。事実、俺の所属していた部活には、可愛い子はたくさんいました。てか、可愛い子しかいませんでした。まあ、俺個人の美観ですから、あてにしないでくれたまえ。けれど、付き合いたい。とか、一緒に食事とか遊びに行きたい。みたいになるか。っていうと、そうでもないんですよね。それとはまた違うよ。的な。

結局ね。俺が異性との関心を繋いでいるのは、雄として備わった性欲だけなんじゃないのか? そんな気がしてくるんですよ。そんなのを抜きにしちゃったら、俺の目の前にいるのは異性じゃないですよ。ただの人ですよ。恋愛的な云々かんぬんなんて、そんなもんなんて全くありませんよ。人として『好き』になることはあっても、恋愛的な意味で『好き』になることなんて、そういうこと自体この世にはないんじゃねーの? そんな気すらしてしまうのですよ。

きっとこれは俺だけじゃないはずです。ネットを見てみると、片思いの経験すらない人が年々増えているそうじゃないですか。『恋愛が面倒くさい』っていうのも、こういうのが関わっているんじゃないかな?

 

で、こういうの書いていると、「お前、じゃあ何が楽しみで生きてるの?」とか言う人が出てくるかもしれないですけど、俺だって好きなもの、楽しいと思うものはたくさんありますよ。無かったら、今こうしてブログなんて書いてないですよ。

それに、いずれこのブログで書くかもしれませんが、俺にはある『とてもやりたいこと』があります。それは『夢』にも置き換えられるかもしれませんが、ある意味、それに片思いしているような感じなんです。だから、恋なんかしてなくても、人生それなりに楽しんでいるんですよ。

 

えーと、話が逸れたな。

結局、何が言いたいのかというと、タイトルの通りです。彼女を作るのを諦めたとかなんとか言う以前の問題として、そもそも「好き」が分からない。彼女を作る以前の問題となっている人間も少なからずいるんじゃねえか。って思うんです。

もうね、そうなったら、無理して作らなくていいと思います。女の子には性欲しか感じねえ。って割り切って、他の事を楽しんで自由に生きていきましょうよ。

 

そっちの方が絶対楽しいですって!